ディズニーランドの自分的推しスポット
何気ない場所に、思いがけず「なるほど」と思わされる工夫があることも。今回は、そんなディズニーの「見逃されがちだけど大切な設備」に注目してみました!医療に関わる人や自己注射をしている人なら、きっと気づくあのアイテムです!!
ディズニーランドやディズニーシーって、アトラクション以外にもいろんな楽しみがありますよね。たとえば、「隠れミッキー」を探したり、ショップ限定のスイーツを楽しんだり。そういう細かい仕掛けも、ディズニーらしい魅力のひとつです。
でも、そんな中で、私のイチオシスポットがあります。 それは――「トイレ」です。
……えっ!?トイレ!?って思いましたよね。
というのも、
トイレの片隅に「注射針専用の回収ボックス」が、さりげなく設置されていたんです。

筆者撮影
特に大きな表示があるわけでもなく、派手な注意書きもない。ただそこに、『必要な人のために』と置かれている。
まあ、ぶっちゃけ、インスリンやGLP-1RAなどを自己注射している我々にとって、こんなゴミ箱があってもなくても結局は持ち帰ればいいんだから本来は不要なんですよね。ただ、ここにあるということは実際に捨てる人が結構いるということです。
さいきんでは医療機関ではないところからGLP-1RAを買って注射をしている人も多いですから、なおさら多いでしょうか。
とはいえ、ここで「針をゴミ箱に捨てないで!」とか 「禁止」でも「警告」をしちゃうと、糖尿病をもって自己注射をしている方すべてが悪者あつかいされている感じになりますよね。
正直言うとこちらとしてはあーはいはいいつもの糖尿病ディスりね。と感じて正直不愉快です。
けれど、ディズニーが選んだのは、ただそこに「使っていいですよ」という場所をポンと用意しておく。
その気遣いこそが、本当のホスピタリティなんだと感じました。
P.S. 皆様が好きなディズニーランド・シーのスポットはどこですか?
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