『治療を拒否してカッコよくなる』ことは、現実ではあまり起きない
本当にやめたほうがいいです。
こんにちは。 皆さんはドラマや漫画を読みますか?
『医師の反対を押し切って、自分の道を選ぶ主人公』みたいな構図を見たことありますか?
正直やめてほしいなって思います!
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実際に医療の現場にいると、あれって実際とはけっこう違うなと感じます。
『自分の判断で通院をやめた』『なんとなく面倒になった』きっかけは人それぞれですが、そこにドラマのような「決断の美学」があるわけじゃありません。むしろ、そうやって静かに治療から離れてしまったあとに、 「こんなはずじゃなかった」という後悔が、現実としてやってきます。
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とはいえ、通院や治療をやめてしまった理由は、誰かに責められるものでもないと思います。 忙しかったり、落ち込んでいたり、医師との関係がうまくいかなかったり、 その背景にはいろんな事情があるはずです。
ちなみに、もし今、なかなか受診ができずにいたり、治療をやめたままでいる方がこれを見ていたら、どうか、一歩だけ勇気を出して、受診してみてくださいね。病院は、意外と何事もなかったように迎えてくれたりします。
本当にカッコイイ『自分の道を選ぶ』というのは、 ちゃんと医療を受けながら、日々をコントロールしていくことだと思っています。
P.S. 通院をやめたことはありますか?
私は大学生の頃に数ヶ月やめて大幅に悪化したことがあります(爆)
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